敷地内同居あるある17選でストレス回避のヒントを!玄関位置や防音対策も!
敷地内同居と聞くと
「経済的に助かるのでは」
「子供(孫)を預けたり、助け合ったりできるのでは」
と言われる一方
「常に義理の両親の監視下にあるのでは?」
「ストレス溜まりそう・・」
と言われることも多いです。
でも実際に暮らしてみないと、義理の両親とどのくらいの距離感を保てるか、メリットやデメリットなんて実感できませんよね。
そこで敷地内同居を7年経験した私が感じた
「敷地内同居あるある17選」
をまとめましたので、それがあなたのストレスを回避するヒントになればいいなと思います。
それではどうぞ!
あるある1・行動をいつも見られているような気がする
・外出(外食)の頻度
・車で出かけているかどうか起床時間
・お風呂や食事の時間帯
・会社(学校)の休み
など敷地内に住んでいると、こちらの生活習慣などが丸見えになります。
あるある2・カーテンの隙間が気になる
自宅でのんびりしている時に誰かから見られていたらどうですか?
嫌ですよね?
敷地内同居の場合、義理の両親が窓の外にいることに不思議はないのでカーテンの向こうにその姿を見ることは日常的にあります。
関係が悪化すると、私のように「ただ窓の外に居る」ということだけでもストレスに感じるようになってしまいます^^;
あるある3・自分の身内や友人を招きづらい
自分の両親から見れば、娘が夫の両親のいる家に住んでいるということは気軽に行きづらいことこの上ないですよね。
私の両親も来るときは夫の両親に手土産を持ってきて挨拶するなど、気を遣っていました。
私も「親離れしていない」的なことを言われていたので(怒)頻繁に招きづらい部分はありましたね。
友人を招くと、帰った後に
・「賑やかだったわね」
・「誰が来ていたの?」
など、言われることもよくありました。
あるある4・通販で買い物をすると嫌味を言われる
夫の両親世代ではまだまだネットで買い物することに抵抗がある人もいますね。
それは仕方がないと思うのですが
「何でもネットで済ますのね」
「子供とお買い物に行けばいいのに」
など言われることも。
ビックリするほどよく見ているんですよねー!
子供を抱えて頻繁に買い物に行けないのに、ネットで買って何が悪いのー(怒)
あるある5・外出先を絶対に聞いてくる
出かけるところを見られると、必ず行き先を探ってきます。
何で知りたいんですかねー。
答えないでいるとうまく孫に聞き出そうとするんですよね~。
「どこに行ってきたの~?」
何で言わなければいけないのか・・・。
あるある6・家族だけで旅行に行きにくい
自宅を数日あけて旅行に行った時に
「今、どこにいるの?」
と電話がかかってきたことがあります。
まぁ、防犯上、数日留守にすることは伝えてもバチは当たらないかと思いますが、家族水入らずで行く旅行を
「私たちも行きたかったわぁ」
「いつもお留守番よね、私たち・・」
みたいに”仲間外れ感”を出してくるのやめて~!
同じ家庭ではないですから!
あるある7・家族だけでお祝い事をしづらい
旅行同様、誕生日や子供の季節のお祝い事も家族だけでやろうとしていることが分かると、何とか参加したいという圧力がかかります。
「今回は家族だけでお祝いしたいので・・」などハッキリと断りを入れることも必要です。
あるある8・居留守が通用しない
自宅の電気や生活音で、在宅しているかどうかすぐに分かってしまいます。
そのためインターホンが鳴ったら出ないという、いわゆる居留守が基本的に出来ないです。
でもどうしても出られない時ってありますよね。
赤ちゃんにミルクをあげていたり、おむつを処理している時、お風呂に入れている時・・・
無理でしょう。
理由を言っても「何でいるのに出ないの?」とクドクド言われましたね。
酷い時はバスルームの外から大きな声で用件を言われたり・・
よく耐えたなぁ( ;∀;)
あるある9・常に存在を感じるから気が休まらない
義理の両親と物理的に距離があれば常に存在がつきまとっていることはないのですが、敷地内にいるとそうはいきません。
生活音が聞こえたり「いつ訪ねて来るか分からない」という思いだけで存在を意識するのです。
だからいつも神経をとがらせ本当の意味でやすらぎはありません。
あるある10・休日など、いつまでもダラダラしていられない
休日は日ごろの疲れがたまっていたり、もうちょっと寝ていたい日ってあるじゃないですか。
それでもいつ訪ねてくる状況か分からないので、ダラダラしていられないんです。
小言の原因になるので。
あるある11・子供の泣き声の理由を聞かれる
「赤ちゃんなんだから泣いて当たり前でしょ~!」って思いますが、
結構これあります。
・「昨日〇〇ちゃん(孫)ずいぶん泣いていたみたいだけどどうしたの?」
・「あんなに泣かせて可哀想・・・」
本当に心配しているのか?と疑心暗鬼になるくらい。
「私の子育てディスりたいだけでしょー」と思うこともありました。
よく聞こえているんですよ。本当に。
あるある12・お手伝いさん扱いされる
「お互いに干渉し合うのはやめましょうね」なんて言っておきながら
(こっちは干渉していませんけど・・)
外出先から「洗濯物入れておいて」とか「郵便局に行って来て」とか、いいように使われること、あるんですよ。
出来ない時はきちんと断ることが肝心!
嫌な顔をされたって、いい嫁でなくなたってイイんです。
あるある13・孫フィーバーで1日何度もやってくる
出産後、一番困ったのはこれでした。
敷地内に可愛い孫がいるのだから会いたい。それは100歩譲って分かるにしても、1日何回も来ることないでしょう・・・
しかも手伝ってくれる、とか「赤ちゃん見ているから休んでいていいわよ」ではなくお客さんとしてくるから困っちゃいます。
育児で忙しく、疲れや寝不足でボロボロのところに来られても気遣いなんてしていられないです。
あるある14・鉢合わせしないように時間をずらしてコソコソする自分がイヤになる
とにかく玄関を一歩出たら会う可能性があるのです。
それは扉を開ける音や子供の声でも相手に分かってしまうことも。
そのため、コソコソと息を殺して出かける。
「何で私、こんなことしないといけないんだろ」と、自分がイヤになるんですよねぇー!
あるある15・子供を庭で遊ばせるのが苦痛
あるあるその12と同様、とにかく敷地内では気配を消すことに徹していました。
そのため庭で子供を遊ばせると声が聞こえて家の外に出てくる可能性大!
自宅の庭では遊ばせるのは、義理の両親がいない時と決めていました。
あるある16・「言いたいことがあったら言ってね!」を鵜呑みにしてはいけない
「お互いに気持ちよく過ごせるように、言いたいことはきちんと伝えあいましょうね」
と言われて鵜呑みにして(オブラートに包んで)言った結果、逆ギレされたことも。
どうしても言う必要があることは、夫に伝えてもらいましょう。
あるある17・夫の対応に不満が出てくる
「何でもっと強く言ってくれないの」
「結局丸め込まれちゃっているじゃない」
などと、夫に義理の両親への対応を頼んでもこのような不満を感じ、最悪、夫婦仲に影響を与えることも。
我が家もありました。
息子として間に挟まれてそりゃやり難い部分はあるかと思いますよ。
でも夫として私を守る義務はある!(笑)
敷地内同居で重要なのは、夫が間に入ること。
夫は妻の愚痴をよく聞き、問題が起きたら問題解決をはかる
これが重要です!
トラブルが起きづらくする物理的な対策も!
このように「敷地内同居あるある17選」を見ると
「どの部分にストレスを感じるか」という傾向が見えてきませんか?
大きなポイントは
プライバシーを侵害されている
という部分ではないでしょうか。
知られたくないことを知られてしまう
自分たちのやり方を見られ、口を出される
自立した大人が他人(夫にとっては親でも)に
とやかく言われることは誰だってストレスです。
そこでお金が多少かかったとしても、物理的にプライバシーを守る方法を考えてみましょう。
玄関の位置や向きを変える
玄関の出入りで外出の状況を把握されたり、接触が増える可能性は高くなります。
そこで玄関の位置は相手の家から見えないようにしたいところです。
(こちらからも相手の玄関が見えないと尚イイです)
これから家を建てるという方は有効かもしれませんが、すでに出来上がっている場合はそう簡単にいきません。
それならば敷地内にフェンスなどで仕切りを付けることを検討しましょう。
ポストを別々に設置する
住所の番地が一緒でもポストは別々に分けましょう。
最初我が家はポストが一緒でした。
ハガキや電気水道代の検針票など、めちゃくちゃ見られましたからね!
宅配ボックスを用意して、荷物を預けられることがないようにする!
留守の間に宅配便が届いた場合義理の両親が受け取り、預かられてしまうことがあります。(頼んでないんですけどー)
そのたびに「何買ったの?」・「またネット通販?」と言うお決まりの質問攻めにあうので、預かってもらうのは極力避けた方がいいですね。
そのため宅配ボックスを設置して、不要な預かりを無くなるようにしましょう。
防音対策はしておきたい
こちらの生活音や子供の声など、出来れば聞かれたくないですよね。
これを少しでも解決するには、防音対策をしたいです。
これから建てる方は、ぜひご検討ください!
二重ガラスのサッシにするだけで全然違うみたいですよー!
最後にまとめ
具体例がストレス回避のヒントになればいいなと思い、
今日は「敷地内同居あるある」をテーマにしました。
対策をするにも義理の両親に伝えるストレスや労力はお察しします。
でもお互いが気持ちよく暮らしていくために必要な最低限の措置です。
ここは折れず話し合ってみてください。
健闘を祈ります!!